プロフィール
京寺美里と書いて「きょうでら みり」と読みます。本名です。
信頼性の担保として実名でサイト運営を行っています。ポータブル電源という危険物を論評しているのにニックネームではフェアではない、と思いました。
亡き父が渡辺美里(わたなべ みさと)さんというミュージシャンの大ファンだったことから「美里」と名付けられました。なぜか、母が「みさと」ではなく「みり」で役所に提出。渡辺美里さんに対しての嫉妬だったのでしょうか。いまだに謎です。
ポータブル電源やソーラーパネルを使って、防災や節約に役立つ方法を探求しています。これまでの8年間で70台以上の製品を検証。その経験から得た実用的な知識を共有することが喜びです。アプローチは徹底した実学主義。複雑な理論よりも、実際に役立つ情報を分かりやすくお伝えすることを心がけています。
1993年1月7日生まれ、神奈川県出身。
運営SNS・サイト
ポータブル電源との出会い
東日本大震災で被災しました。ちょうど、わんことお散歩しているときに立っていられないほどの地震に遭遇。たまたま、車ディーラーのSuzukiさんの前を歩いていました。車が勝手に動いてしまっていて、社員さんが慌てて飛び出してきて車を押さえていたことを覚えています。
怖くなってしまい、車を置いてあったウェルシアの駐車場に戻ると看板が落ちていて、窓ガラスが全て割れていました。これは大変なことが起きていると思い、お店に入って乾電池や懐中電灯、お水、わんこのおやつ、パンなどをたくさん買いました。レジは停電で動いていませんでしたが、電卓で計算してくれました。そのような状況でも販売してくれて、感謝しかありません。
結局、信号機も動いていない&倒れている電柱があったため、駐車場の車の中で一晩過ごしました。父はお仕事で多賀城の方へ出張していました。そして、永遠に帰ってきませんでした。
その後、2ヶ月くらいでしょうか、車でわんこと生活をしました。避難所に入れませんし、車の方が安全だと考えたからです。小さい頃から、父とキャンプに行っていた知識・知恵がとても役立ちました。そのようなわけで、災害で苦しむ方が少しでも減るといいな、と思っています。実際、被災するまで自分がそのような目に遭うとは1ミリも思っていませんでした。当然、防災グッズなどの用意もありません。
日本に住んでいる以上、災害は避けられませんが、苦痛は軽減できます。
被災して苦痛だったのが、以下のことです。
- 何が起きているのかわからないこと
- 夜が暗いこと(当たり前なのですが真っ暗って怖い)
- 寒さが地味に辛い(3月だったのに)
- トイレの水が流せない
- 温かい食べ物が取れないこと
停電、断水、ガス停止。水がないことが一番辛いかな。情報は、Twitterとウェザーニュースライブから得ました。とにかく、お水と電気を貯めておくことが大事だというのが、被災後に考えたことです。
お水は、常に50リットル程度備蓄。電気はどうしよう?と思っていたら、2016年頃から「ポータブル電源」というものが販売され始めました。
最初に買ったのは「Anker PowerHouse」という製品。ほんとにびっくりしました。こんな箱みたいなので、電気毛布が使えるなんて!
これはたくさんの方に知ってもらいたいなぁ、と思いブログを始めました。それが「パワーバンクス」です。
お仕事があるので、遅筆ではありますがコツコツと続けています。少しは誰かのお役に立てているといいなぁ、と思ってます。
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